手取り17万円じゃ貯金もできません…。
本業の収入にプラス月5万円くらいの副収入があったら全然違いますよね。気持ちにも余裕ができます。
なぜ副業をした方がいいの?
- 保育士の給料が低いから
- 低金利で預金ではお金は増えないから
- 物価が上がっているから
- 年金制度に期待できないから
処遇改善などで多少良くなっているとはいえ保育士の給料は全業種と比較するとまだまだ低い傾向にあります。厚生労働省が公開している全業種との比較を見てみましょう。
年収(男女) | 月収(男女) | 月収(男) | 月収(女) | |
保育士 | 357.9万円 | 29.8万円 | 31.9万円 | 29.7万円 |
全業種 | 497.2万円 | 41.4万円 | 46.5万円 | 31.9万円 |
確かに全業種と比べると全然違いますね。…私のお給料、これより全然少ないんですけど。
「平均」なので公立の保育士さん(公務員)や勤続年数が長いベテランの保育士さんも含まれますからね。
低金利で銀行預金ではお金は増えません。手数料でむしろマイナスの人もいるのではないでしょうか?
スーパーへ行くと食品がみんな値上がりしている…。パスタも卵も…。いつも気軽に手に取っていた食材が高くなっているのを感じていると思います。お給料は増えないのに物価はどんどん上がっていくなんて、元々お給料の低い保育士には辛い現実です。
いつも買っている食品がどれもこれも高くなっていて困ります。
今はどうにか生活できるけど、これから大丈夫かな…。
現状はなんとかなるけれど、この先はどうでしょうか?子どもに習い事もさせてあげたいし、大学までの教育資金も必要。親の介護、自分の老後資金など先々のことを考えるとやはり今のままでは不安です。将来の為に貯金は増やしたいと思いますよね。常に将来への不安を抱きながら生活するのはストレスです。本業以外に収入を得たいと思うのは当然のことだと思います。
年金制度はどうなってる?
日本には公的年金制度が整っていますが、それを期待できたのはもう過去の話。年金の受給年齢は3年に1歳づつ引き上げられています。2021年4月改正された高齢者雇用安定法では、70歳までの就業機会の確保が企業の努力義務になりました。
厚生労働省のホームページでも副業・兼業の促進に関するガイドラインを公開し、学校教育でも「金融」の授業が新たに加わりました。NISAやiDeCoといった非課税で資産運用ができる制度も、すでに利用している方も多いのではないでしょうか?そう、これからの時代は公的年金に頼らず老後の資金は自分たちでなんとかしてください、というような動きになっています。
正社員だから副業はやってはけないんじゃないないか?
いいえ。これからの日本は自分の身は自分で守らなければならない時代。正社員だから「なんとなく」まずそう、やめておこうかな、と思うのは知らないからです。公務員以外は、正社員でも副業は原則可能です。「なんとなく」やめておこうと思っている方はまずは知ることからスタートしてみてください。まずは職場の就業規則を読み、副業が可能かを調べてみましょう。
出産育児でストップしたものの、私も保育士の仕事をしながらイラストの副業で月に5万円の副収入を得ていました。本業の収入以外で月に5万円の副収入があったら、心にも少し余裕が生まれます。少しでもやってみたいなと思ったら行動に起こすことをおすすめします。
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